実写版 美少女戦士セーラームーン
 

第46話

“命を落としても、また生まれ変われば、何度でもチャンスは巡る” 美奈子の話を聞いて、そう考えたまことは、命を投げ出してまでメタリアを滅ぼそうとする。しかし、そんな姿を見た美奈子は、自分の考えが間違いだった事に気づく。一方、ミオは、レイを連れてダークキングダムへ。衛を会ったレイもまた、“前世”について考えさせられる。仲間が前世に囚われているのを見て、前世なんか無視してしまおうと誓ったレイだが、「前世を終わらせるために、今を生きる」衛からそう聞 き、再び戦士として戦う。そしてそれぞれの想いが今ひとつになる。
良かった、伏線が生きてた。正直、今までのシナリオと比べると、今回は一体どういう風の吹き回し?と言うくらい、出来が良かった。あくまでも過去の作品と比べて・・・。美奈子は消えるけど、ヴィーナスは消えない。それは、体が何度滅びようと、生まれ変わればまた戦士として目覚め、姿が変わっても、戦士である事には変わりないと思っていたから。だけど、まことの姿を見て、それではダメだと思っ た。戦士の力とは、現世を生きる事。誰よりも強く生きたいと願う事。守りたいと思う事。そして、美奈子は、ついに今を生きる事を決心したから 再び変身が出来るようになった。そう、病弱だからじゃなかったんだ。えーなんだかアタリマエの事を書いてますが、今回は「美奈子という人物」が、「セラヴィ」を歌っていたというギャップに驚かされた。美奈子って「♪人は何故1度だけしか生きるチャンスがないの♪時はなぜ一秒さえも立ち止まらないのだろう♪」って歌ってるクセに、何度でも生まれ変われるとか、うだうだ言ってたんだなーと改めて。そりゃ、こんなヤツじゃ、他の戦士に迷惑だな。

第47話

この世も、地球も、プリンセスの命も、何一つ失えないエンディミオンは、メタリアの力を体内に取り込む事を決意する。クインベリルの反対を押し切り、メタリアの元へ。一方、やっと戦士の力に目覚め、手術を決意する美奈子。皆は美奈子を励まそうとパーティーを開くことに。しかし、パーティー会場には、「最後に美奈子として生きられた事」にありがとうを、「最後まで戦えなかった事」に、ごめんなさいを。そして「この世のために」頑張ってと、そんな思いが込められた、美奈子からの手紙が1通残されていただけだった。
注目点は、エンディミオンが、クインベリルに刃を向けた事。忘れてはいけない、クインベリルは、エンディミオンを愛しているのです。そのために、どんな手段 を使ってでも手に入れようとしていました。衛の「生」さえも奪う程愛していました。プリンセスに取られないように、そりゃ前世では駄目だったけど、今度こそは愛してもらえるはずだったのです。プリンセスを攻撃しても駄目、エンディミオンの「生」を奪っても駄目、どんな手段を使っても、愛してもらえない。体は、こんなに近くにいるのに、心は、なんでそんなに遠いのでしょう?
クインベリルという婚約者がいながら、掟を破ったエンディミオンは、セレニティと愛し合います。
なのに、何故、クインベリルだけが責められるのでしょう?
それは、手段を選ばなかったから。本当に深い愛を持っているのは、ベリルの方なのかも知れません。ベリルがどんなに頑張っても、逆立ちしても、衛を「笑顔」には導いてくれません。愛しているのに、エンディミオンを愛しているのに!!ベリルの恋は、初めから終わっていたのです。しかし分かっていても、それだけの深い愛を注いでいたクインベリルに、刃を向けたエンディミオン。同じくらい深い愛を持っていたのは、うさぎを愛した衛でした。
メタリアを取り込んだのは何故?何も失いたくないから。それだけでは、手段を選ばないベリルと同じなのです。では、何が違う?それは・・・「この世のプリンセス=うさぎ」の力(「うさぎ」じゃないよ)を信じているから。何があっても、どんな事をしても、うさぎはうさぎでいて、そして地球を救うプリンセスで居てくれるから。衛がどんな姿になろうと、うさぎは「うさぎ」なのだから。メタリアを取り込んで、もし我失う事になったとしても、絶対うさぎの意思が衛の意思を継いでくれる。つまり、うさぎは、「いつも笑顔に導いてくれるから」それは・・・残念ながらベリルには無い力です。
衛が選ばなかった理由を、うさぎがベリルに諭してこそ“せらむん”。
果たしてその役目は・・・多分、してくれない。それがせらむんの良いところなのだよー!悪いやつをやっつけてハイ、それで終了では、せらむんじゃないからね!!
間違えないでね、脚本さん!!

第48話

美奈子が消えても、使命を果たすために続けなければならないという辛い戦いの最中、衛は、体内にメタリアを取り込んだまま、うさぎに会いに行く。メタリアを取り込んだから、銀水晶の力を気にしなくても大丈夫。もし、強い敵が現れたら、次は銀水晶を使えるから、絶対やっつけられる。しかし、そんな言葉も空しく、クンツァイトの死を見た衛の心が大きく揺れ、ついにメタリアに体を乗っ取られてしまった。容赦なく襲ってくる衛を、残されたセーラー戦士が立ち向かう。次々に破れる彼女たちを見たうさぎは、ついに剣を取る。
うさぎと衛を戦わせないように、レイ達ががんばってる姿がよかった。クンツァイトが、最後まで主であるエンディミオンを慕っていた姿が良かった。衛が、うさぎに、美奈子の死を泣いていいんだよと、その胸で泣かせてあげたのが良かった。


1〜3話

4〜6話

7〜9話

10〜12話

13〜15話

16〜18話

19〜21話

22〜24話

25〜27話

28〜30話

31〜33話

34〜36話

37〜39話

40〜42話

43〜45話

46〜48話

最終話




読み足りない(裏レポ)10話〜21話

読み足りない(裏レポ)22話〜33話

読み足りない(裏レポ)34話〜45話

読み足りない(裏レポ)46話〜最終話


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