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地球を守るため、メタリアを取り込んだエンディミオンを殺してしまったセーラームーン。エンディミオンを失ったセーラームーンは、プリンセスに姿を変える。この星を、全てを終わらせる。止めようとする仲間達の事も分からない。プリンセスムーンは力を解放し、前世で星を滅ぼした時と同じように、全てを終わらせてしまう。 |
月野うさぎは、何でも出来る元気一杯の女の子。 亜美の"自分らしく生きること"も、レイの"友だちを信じること"も、まことの"孤独ではないこと"も、美奈子の"過去に捕らわれないこと"も、全て、うさぎと出会い、触れ合って、彼女から教わった。 そんな魔法使いみたいな女の子に惹かれていく少女達。 前世の記憶がきっかけで出会った5人だが、決して"前世を断ち切る"という使命だけで繋がった訳ではない。 それを裏付けるシナリオが2つある。 1つ目は、ラストでプリンセスが、ムーンとうさぎを切り離した。(普通の女の子として暮らすためにセーラームーンの力は必要がないから) 2つ目は、その力を無くしても、友達であった時の記憶は消えなかった。 (消えてしまうと、それは"戦士のため"だけに出会った事になってしまうから) つまり、"前世"で必要だった"戦士の力"は、彼女たちを引き合わすためのきっかけに過ぎなかった。 いや、そうしたのは、結局"うさぎ"だった。 星を滅ぼした後、後悔して泣いたのは、プリンセスムーンの姿をした"うさぎ"。 プリンセスが、現世の"うさぎ"になる事で、この世は前世を繰り返さない。星を滅ぼさなかったのだという事になる。 何も分かっていなくても世界を救い、笑顔に導いたのは、やはり月野うさぎ。 セーラームーンではなかった所が良かった。 ラストで、彼女たちが"うさぎ"と呼んだ所で、プリンセスがうさぎを解放する訳だけど、最後にうさぎを救ったのは、彼女たちの愛だったって事で良いのかな? プリンセスムーンも、結局は"孤独"だった訳だ。(成仏出来たようで何よりです) クインベリルが奪ったエンディミオンの命が絵に吸い取られていたが、その絵からの解放で衛にもう一度チャンスが与えられるという伏線は生きていて良かった。 そして、ラストはやっぱり、うさぎとクインベリルの絡みで、きちんと前世と向き合って欲しかった。 最終回の泣く所は、クインベリルの最期。 洗脳を解かれても主をベリルとして、最期まで慕っていたジェダイト。「お前も、愚か者よのう」「はい」ここで泣かなきゃドコで泣く? ベリルもまた、"孤独"から救われた。最期は、二人が手を伸ばし、結局届かなかったけれど・・・。 本当に良かった。このシーンだけ。ジェダイト、芝居上達したな〜。 |
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