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第４３話 |
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プリンセスムーンの暴走を止めるべく、衛はクインベリルに、１日だけ、うさぎの元
へ行きたいと言う。彼女の暴走を止められるのはこの、エンディミオンだけだ。初め
は聞き入れなかったクインベリルも、あまりの妖魔の出現の多さと暴走、メタリアの
銀水晶への反応から、仕方なく受け入れる。念願叶い、衛とうさぎは１日だけデート
が出来るようになる。銀水晶の暴走は、プリンセスムーンの影響だと信じていたうさ
ぎだが、衛は否定する。「おまえはバカみたいに笑っていればいいんだ。得意だろ
？」 |
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「おまえは馬鹿みたいに・・・」の、衛のセリフが、今回のうさぎを救ったのかな？しかし、うさぎはこれからもずっと、衛や他の誰かを信じる度に笑っていなくてはならない。簡単そうに見えるけど、凄く辛い事だよね。あんな、”お化けみたいなの”にカレシを捕られて、家ではママがカレシに会わせてくれると期待している。そして、前世の記憶の片隅にある、プリンセスムーン。うさぎは、ついさっきまで、暴走の原因をプリンセスムーンの責任にしていた。しかし、それはプリンセスではなく、自分自身の感情に左右されているものだと知り、衛に”笑ってろ”と言われる。だから笑っていなくてはならない。笑っていないと、希望を持っていないと・・・走りつづけないと、地球は消滅してしまう！！頑張れ、うさぎ！！一方、レイが前世に対し、過敏に反応するようになった。そう、うさぎの人生は、うさぎのモノよ。プリンセスのものではないわ。まことは、きっと”つい”言ってしまうのだろうけど、その”前世”に振り回されて、今回も参戦する美奈子にうんざり。とうとう、邪魔者扱いで休養する事を強制しようとしているが、果たしてうまくいくのかな？ |
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第４４話
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前世にとらわれ、現在（いま）を見ようとしない美奈子にうんざりしたレイは、厳しい言葉で休養するように促す。しかし、美奈子は休養より戦いを選ぶ。最近の戦いでは倒れそうになる美奈子本人はまだ気づいていないらしい。現在（いま）を見つめないとかえって足手まといになっているという事に。しかし、美奈子は、前世にとらわれていないレイこそが、戦士の力に目覚めていないと指摘。逆にレイが追い出されてしまった。一方、ダークキングダムでは、エンディミオンの命を助けて欲しいと願うゾイサイト。クインベリルはプリンセスの命を引き換えに承諾し、ゾイサイトはさっそく、うさぎの命を狙う。 |
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今回の内容は難しかった。つまりは、前世に捕らわれる者と、現世に生きる者が対照的にセラムンという作品に同居していると書きたかったのね。しかし美奈子は、架せられた使命を、果たしてこなす事が出来るのか・・・いつ目覚めるんでしょう？これも引っ張りすぎのような気がする。ゾイサイトの話は悪くなかった。クインベリルは、衛の大切なものを奪う事で彼を手に入れられると思っているみたいだが、勿論、そんな事は上手く行かないのは百も承知。しかしこのシナリオは、そこを書いたんではなくて、衛にとって大切なものが何かを書いていた。それは特に自分の命でも、うさぎの命でも、なんか全然そんなんじゃなくて、多分、地球の全生命を担っているから、一つでも失うと、それは全てを失うものなんだという事なのかな？と深読み出来る。うさぎは“自分のもの”ではないから、初めから失えないんだ。さすが地球の種を持っているプリンス。大きな愛を感じた。勿論、衛は地球の全生命を担ってるなんて事を気にして生きているわけではないが。 |
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第４５話
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美奈子は、戦闘中に倒れ、ただ事ではないと気づいた、まことや亜美にも、本当の事を告げられず一人頑なに“前世”に拘る。しかしレイに事情を聞いた亜美は、うさぎに告げると心配しすぎると思い、彼女には黙っていようと決意。心配して電話や学校で事情を聞いてくるうさぎを、騙すかのように代わし続け、胸を痛める亜美。一方まことは美奈子の病室で、アルテミスと言い合っていた時に鉢合わせ、事実を知る事になる。体が病魔に蝕まれ、徐所に弱ってきている美奈子。しかし、戦士としての使命を果たすと、強く心に決める。そのため、レイやアルテミスの“現世”を見つめて手術を受けて欲しいという言葉もかき消される。そんな美奈子の決心を心に止めたまことは、妖魔に乗り移ったクインメタリアを倒すために、身を投げ打って攻撃をする。“命に代えても、使命を、果たす” |
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前世に拘っているまことの伏線が、やっと見えました。美奈子の言葉で、命を捨てる覚悟をするのね。これで、“命を賭けても意味が無い”という事に気づくという設定なのかな？次回予告を見ると、そうでもないみたいでガッカリだわ。美奈子って、本当に成長できない子ね。良かったのは、前世に拘っていたまことだけが、美奈子の味方になった事。伏線が生きてて良かったです。 |
