ここでは、たけろうが観た映画の内容を、ネタバレ気にせずバンバン紹介しようと思います。

時々毒舌になるかも知れませんが、一人一人違う人間。意見が合わないのは当たり前!!

そういう時は、さらっと流すか、読まないようにして下さいませ。

とっとこハム太郎

ハムハムグランプリン オーロラ谷の奇跡リボンちゃん危機一髪!



今回、期待が大きかっただけに、ガッカリ。

ストーリーが蛇行し、さらにキャラクターがうまくつかめていなかったと感じました。

あ、因みにたけろうは、ハム太郎を映画でしか観ていませんので、

こういうキャラなのよ〜っていう思い違いなどありましたらごめんなさい。


ハム太郎が住んでいる世界から、突如現れたハム「プリンちゃん」によって、リボンちゃんがさらわれてしまった!!追いかけるハム太郎達に気づいたプリンちゃんは、リボンちゃんから「お友達」と聞き、一緒に招待する。実はリボンちゃんはプリンちゃんの世界のプリンセスとして招待された。リボンちゃんの願いで、雪を降らせようとした、プリンちゃんの住むオーロラ村には、希望を胸に抱いた沢山のハム達が!!リボンちゃん、どうか僕たちの村に雪を降らせて下さい。そんな時、寒さに弱いハム海賊「ハムクック」が現れ、リボンちゃんを誘拐した!ハム太郎達はリボンちゃんを助けるべくハムクックとの戦いに挑んだのだが・・・!?

リボンちゃんがさらわれた所で、ハムクックが に見えて、また猫ですか〜と思ったのは、私だけじゃあるまい(^^;
さて、このハムクック、とてもイイヤツでした。それだけに、とてもとてーーーもラストは残念なキャラになってたのがショックです。

突っ込みはまずハム太郎側からいきましょう。途中で出てくるお友達。この友達はなんですか?出てきただけですか。勇気?希望?そういうモノを持っていれば、レースで勝てるなどと助言していた割には、ハム太郎に勇気・希望の微塵も出てこなかった戦いでした。挙句「何のために走るんだ?」と聞かれて「よく分からない」と答えるハム太郎・・・分からないじゃねぇ〜だろ〜〜!!あんだけ冒頭で「リボンちゃんを返せ」と連呼していたくせに!!

ポイント・ポイントで出て来る「お友達」。多いのか?ときくハムクックに対して出て来るハムの数の少なさ、助言していくハム仲間の意味の無さ。ここまで使えない友達では、ハムクック、何に胸を打たれたのか分かりません。役に立ったのは、虹を出したハムちゃんだけだったじゃない?

勇気や希望がある。友達が多い、それだけではレースに勝てません。ハムクックに無くて、ハム太郎にある勇気・希望・友達のハイライトが弱すぎでした。

ラストでは、レースの途中で、ハム太郎に優勝を譲ってしまう・・・!何故ですか??ハムクックは、頭の切れる利口なハムです。「仲間が途中でハム太郎に攻撃したから」ちょっちょっちょ〜っとまったぁ〜〜〜!!!それでも走るのをやめなかったじゃない?それは、最後まで男同士の戦いをしたかったからじゃないの?そりゃハム太郎には友達が多い。勇気も、元気も、友達がいるから、、、確かにそうかも知れない。けれど、試合を放棄する事と勝ちを譲る事は違うんでないの?最後まで戦ってこそ、ハム太郎の勝利でしょう。途中で棄権、ハム太郎は喜んではいけません。それは一種の侮辱でしょ〜。

途中途中の要素が「ただ走るだけ」何故走るのか走って何を得られるのかどうしてハム太郎は「スノープリンセスをオーロラ村に返してもらう」だけの理由で走っているのかこんな疑問が全てぶっ飛んでたシナリオの唯一「ハムクック」というキャラが生きていたストーリーが最後でぶち壊しです。勝負に手を抜いたら、その時点で「相手への侮辱」という事を忘れてはいけません!!友達と勝負して、自分が勝った時に、「手を抜いたから俺は負けた」なんて言われてごらん?侮辱でしょ〜。腹立つでしょ〜。ハムクックにだけは、そういうキャラになって欲しくなかったです。

ハム太郎に沢山友達がいて、だから希望とか、勇気とか、そういうのがあったから、こいつは走るんだだから適わない、そう思ったとしても「勝負は勝負」って、あなたリボンちゃんにそう言われたばっかりじゃないの!?ここは「勝ったけれど、仲間が邪魔をしたから、その分俺の負けだ」とか、「勝負は勝ったけど、リボンちゃんを返すとか」素直にハム太郎が勝ってくれるとか・・・にして欲しかった。

そして、最大の突っ込み所といえば・・・プリンちゃん!!謎でした〜。所々人間というか、妖精みたいな姿に変身します。それに対しての、ハムちゃんずからのツッコミがない!最後の最後まで、何かあるんだ!!と信じて観ていたのに、結局何も無かったです〜。なんだったんでしょうかアレは・・・。声が安倍なつみだったから、としか言いようが無いですね・・・。しかも絵のバランスが・・・(涙)
では、広い心で解説と行きましょう。
ハムクックは寒さが苦手で、雪など降らしたくないんです。だからリボンちゃんをさらいます。ハム太郎が乗り込んできて、「リボンちゃんを返せ!」と言われ、話せば分かるはずだと話し合いに持ち込みます。ハムクックは本当は強いけれど、頭のイイヤツなんですよね。で、実際話し合いを始めようとすると、肝心のハム太郎が「返せ」の一点張り。ここでハムクックが関係のないセリフを吐いても、ハム太郎のセリフは変わらず。「これでは話し合いにならない」その通りです。ハムクックは頭がいい。だから、レースで決着をつけようとします。そして、ハム太郎達は、リボンちゃんを賭けてレースを始めました。

一日が終了し、ハムクックにさらわれているはずのリボンちゃんが、ハムクックに手料理をご馳走します。ハムクックは、「これを食べてしまったら、リボンちゃんの友達のハム太郎と真剣勝負が出来ない!」と手をつけようとしません、本当にハムクックはお利口さんです。そして、そのハムクックに向かって「勝負は勝負」と言って食べさせるリボンちゃん。初めは何にも考えてねぇな。とか思わされましたが、だからこそ救われる言葉だってあります。で、ハムクックも部下もご馳走になるんです。その部下が、「キャプテンが負けたらリボンちゃんの手料理が食べられない」と、ハムクックが勝つように、ハム太郎のレースの邪魔をします。ハムクックは、男同士の正々堂々とした戦いを望んでいました。だから、部下に「やめろ!」と慌てます。そして、雪崩に巻き込まれそうになったハム太郎を必死で守ろうとします。ハムクックは本当にイイヤツです。途中までは試合を諦めずに頑張ってたのになぁ〜・・・。

ラスト、結局ハム太郎の勝利でハムハムグランプリンは幕を閉じました。プリンセスとして正装したリボンちゃんが神に祈りますが、雪は降りません。泣きつくリボンちゃんを守るように、ハムちゃんずが儀式の場に出てきます。村の人も出てきて祈ります。プリンちゃんは何故か妖精の姿で祈っています(何故?)遠くでは、ハムクックも、船の上から祈ります。それは、リボンちゃんが作ってくれた料理がとても美味しかったから。ハム太郎には友達が沢山いて、助けてくれる仲間がいて、そして、勇気や希望を持っているのに、「なんだか分からないけど走ってる」イイヤツだったから。(意味不明)

祈りはいつか届くのでしょうか〜と思ってみていたら、リボンちゃんが、皆が一緒に祈ってくれた事に感動して流した涙で雪が降っちゃいました・・・。プリンセスの儀式として、これはどうかと。。。(悩)確かにリボンちゃんは本物のプリンセスじゃないです。だからと言って、この降り方・・・。逆に本物のプリンセスには無理です。これは「リボンちゃんだから出来たこと」として受け止めなければなりませんでした。

個人的に、ハムクックの船から出ていた黒煙が空へ上がり、そこから雪が降ればとても綺麗なストーリーになったのではないかと思いました。

願いや祈りは「いつか天に届くんだ」と、皆がそう言ってたから、知らないどこかで叶えて欲しかった。雪が降る理由なんて欲しく無かったなぁ〜。子供相手のアニメ映画だからこそ、もう少し気合入れて欲しかったと思いました。
 

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